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側弯症に対する治療(シュロス法)

シュロス法について

側弯症とは?、姿勢について、割合は?

側弯症のイメージ

ハンプ(立位体前屈)

  • 側彎症とは、歪み(偏位)と同側への軸回旋を伴った一連の脊椎の伸展もくしは前弯である。
  • SRS(Scoliosis Research Society)によるとCobb角により計測された10°以上の左右への弯曲は変形です。
  • 健康な人でさえ脊柱の弯曲には多様性が存在する(Hippocrates)。

側弯症の身体特長を示します。
脊柱が曲がってくるため、以下のような体表面の変化が生じる場合があります。

  • 肩の高さが非対称
  • 腰のくびれが非対称
  • 体幹バランス不良
  • 骨盤の傾き
  • 肩甲骨部の出っ張り

などが特徴的です。しかし、一番特徴的なのは、ハンプです。体を前にかがめた時、背中、または腰の部分が盛り上がってきます。これをハンプと呼びます。一般的にはこのハンプの大きさは側弯のカーブが重度になっていくほど大きく目立ってくるようになります。

側弯症の割合は?

  • 文献により、1~12%と記載してあります。つまり、多いと10人に一人ということです。30人クラスだと3人程度は存在すると考えると多い気がしませんか?
  • 大人ではどうか?、60歳以上だと68%に側弯症が存在するというデータもあります。姿勢の歪み予防しませんか?、そして、姿勢の歪みを自覚したら進行を遅らせませんか?

 

シュロス法の目的

図1. 側彎症のレントゲン写真

図2. 側彎症に対する手術

  • 手術の回避
  • さらなる進行の減速または防止
  • 三次元での脊椎矯正の安定性
  • 胸郭の可動性と呼吸機能の向上
  • 体幹の対称性-外観の改善
  • 姿勢の認識と姿勢変化の制御
  • ホームエクササイズプログラム
  • 装具のサポート(装具療法が必要な場合)​

簡単に言うと

  • 手術を回避すること
  • 脊柱のカーブ進行の抑制
  • 体幹のねじれの軽減
  • 肺活量の増加
  • 見た目の改善とバランスの向上
  • 腰痛や背部痛の軽減

 

図1は側弯症の方のレントゲンです。後ろから前へ撮られたレントゲンになります。特徴的ですよね?、以前勤めていた病院では看護学生が実習に来た際(当時、20歳)に、「側弯症あるよ?、健康診断で医師に相談してみな」、と伝えると、今までずっと健康診断で指摘されなかったけど、「側弯症と言われました、経過観察です」と言われたそうです。その当時のCobb角:45°です。ちなみに側弯症はCobb角:10°で診断がつきます、そして、Cobb角:50°で手術となります。
何故?、今まで学生時代から受けていた健康診断で診断つかなかったのか?、そして、Cobb角:45°で経過観察となったのでしょうか?、原因は健康診断を担当した医師は側弯症に対する知識がなかったのです。その看護学生は20歳で突然、側弯法と言われて、衝撃的で自分で検索をしたようです。Cobb角:50°で手術ということはすぐに検索できたようです。何故、今までレントゲンを撮った際に医師は気付かなかったのに、「何故K先生は服を着たままの状態(看護学生のナース服)で側弯症の可能性に気付いたのですか?」と聞いてきました。「姿勢が側弯症の方に特徴的な姿勢だったから」と伝えると驚かれていました。家族や友人、医師には全く指摘されたことがなかったようです。
では、仮に側弯症で手術を受けたらどうなるのでしょうか?、図2です。1週間程度の入院でだいぶ長い固定術を行います。固定術ってなんか安定してそうで、良い印象ないですか?
固定術を受けると頸椎(首の骨)・胸椎・腰椎どこの骨でも同じですが、固定~動きが制限されます。つまり、動きが固定されていない別の部位での動きを増やさないといけないということです。
つまり、固定術後のリハビリ・運動療法は非常に重要です。では、図2の方は術後、はリハビリ・運動療法されたのでしょうか?、医師は固定術の手術が終了したら、もうあとは「経過観察で」と必ず言います。何故か?、それは固定した脊椎以外のリハビリ・運動療法が非常に重要であることを知らないからです。
私なら、どのようなリハビリ・運動療法をするかをお伝えします。まずは、頸椎(首の骨)、胸郭、下部脊柱(下部胸椎~腰部)、下肢(特に股関節)の可動性・柔軟性、安定性を高めることをします。そして、固定術以外に将来生じるであろう予防につなげます。

側弯症は子供だけの問題ではなく、大人にもいます。お気軽にご相談ください。

 

シュロス法について

図1 側弯症の姿勢

シュロス法は、側弯症に特化した3次元的運動療法で、手術を行わずに脊柱のカーブやねじれを矯正する治療法です。

シュロス法は、1920年代にドイツのカタリーナ・シュロス(右、日本で言う体育教師)によって開発された、側弯症の保存療法です。その後、娘のクリスタ(左、理学療法士)によって発展した治療法です。

背骨の側方の曲がりだけでなく、ねじれ(回旋)や前後のカーブも含めた3次元的な脊柱変形に対応する運動療法で、呼吸法や姿勢矯正エクササイズを組み合わせて行います。

シュロス法は、脊柱側弯症に特化した運動療法であり、手術をしない保存療法として世界的に高く評価されています。 

お願い事
側弯症と診断された方へ
来院前に必ず背骨のレントゲン(立位全脊柱撮影)を撮ってから指導開始します。
既に撮られている方は、レントゲンのデータを持参の上、来院してください。

また、整形外科にてカーブの角度(Cobb角、頂椎)も聞いてきて下さい。    ※頂椎とは一番側方偏位した椎体

健康診断で一度も側弯症の指摘されず…

学生の健康診断で、医師による診察およびレントゲン撮影もしていたが…

関西のAさん(20歳女性)

図1 側弯症のレントゲン

図2 側弯症の手術

図1は側彎症の方のレントゲンです。後ろから前へ撮られたレントゲンになります。特徴的ですよね?
看護学生が実習に来た際(当時、20歳)に、「側彎症あるよ?、健康診断で医師に相談してみな」、と伝えると、今までずっと健康診断で指摘されなかったけど、「側彎症と言われました、経過観察です」と言われたそうです。その当時のCobb角:45°です。ちなみに側弯症はCobb角:10°で診断がつきます。
そして、Cobb角:50°で手術となります。

何故?、今まで学生時代から受けていた健康診断で診断つかなかったのか?、そして、Cobb角:45°で経過観察となったのでしょうか?、原因は健康診断を担当した医師は側彎症に対する知識がなかったのです。その看護学生は20歳で突然、側弯法と言われて、衝撃的で自分で検索をしたようです。Cobb角:50°で手術ということはすぐに検索できたようです。何故、今までレントゲンを撮った際に医師は気付かなかったのに、「何故K先生は服を着たままの状態(看護学生のナース服)で側彎症の可能性に気付いたのですか?」と聞いてきました。「姿勢が側彎症の方に特徴的な姿勢だったから」と伝えると驚かれていました。家族や友人、医師には全く指摘されたことがなかったようです。

では、仮に側彎症で手術を受けたらどうなるのでしょうか?、図2です。1週間程度の入院でだいぶ長い固定術(胸椎上部~胸椎下部もしくは腰椎まで固定)を行います。固定術ってなんか安定してそうで、良い印象ないですか?

固定術を受けると頸椎(首の骨)・胸椎・腰椎どこの骨でも同じですが、固定~動きが制限されます。つまり、動きが固定されていない別の部位での動きを増やさないといけないということです。

つまり、固定術後のリハビリ・運動療法は非常に重要です。では、図2の方は術後、はリハビリ・運動療法されたのでしょうか?、医師は固定術の手術が終了したら、もうあとは「経過観察で」と必ず言います。何故か?、それは固定した脊椎以外のリハビリ・運動療法が非常に重要であることを知らないからです。

私なら、どのようなリハビリ・運動療法をするかをお伝えします。まずは、頸椎(首の骨)、胸郭、下部脊柱(下部胸椎~腰部)、下肢(特に股関節)の可動性・柔軟性、安定性を高めることをします。そして、固定術以外に将来生じるであろう予防につなげます。

側弯症は子供だけの問題ではなく、大人にもいます。お気軽にご相談ください。

12歳で側弯症と診断されたのに…

12歳で周囲から姿勢が変だよ(傾いているよ)と指摘されたが…

関西のBさん(22歳女性)

図1 側弯症のレントゲン

図2 側弯症の手術

側弯症は思春期の成長期に側弯の角度(Cobb角)が増加することが証明されています。つまり、10歳でCobb角:20°でも15歳にはCobb角:50°となったり悪化することが認められています。
12歳で整形外科クリニックを受診し、「側弯症」と診断されて、大学病院を紹介されました。大学病院ではCobb角:35°で「経過観察」と言われたそうです。そして、数回の通院で、終診(診察はこれで終わりで、もう普通に暮らしてください)と言われたそうです。この方は、「手術はしたくない」と医者に言い続けていたそうです。
17歳時にはCobb角:55°となっていたそうです。経過観察と言う名の何も治療がなされていない期間に進行してしまっていました。右:図2のような固定術の手術を受けて、1週間入院リハビリ、その後は通院リハビリもなく、治療終了となったそうです。ドイツの側弯症専門の理学療法士にレントゲン画像・経過を説明したところ・・・、手術を回避できた可能性は50%で、手術後もリハビリが必要であることを説明を受けました。何故か?

固定術を受けると頸椎(首の骨)・胸椎・腰椎どこの骨でも同じですが、固定~動きが制限されます。つまり、動きが固定されていない別の部位での動きを増やさないといけないということです。
22歳時も体幹の筋機能は非常に低い状態です(stability機能低下著明)。
その子の目標は「自分のような側弯症の方が手術を回避できるようにしたい」との事でした。なので、高校生の側弯症術後から調べて勉強して、理学療法士の道へ進みました。就職前に側弯症の運動療法を学びに行かれました。かかったお金はセミナー費用:30万円程度です。意識高くないですか?、このような方に運動療法や治療を担当してもらったら、側弯症の患者さんも幸せですよね?
医師には「手術だけではなく + 運動療法の重要性を説明していきたい」と言われていました。私は感動しました。30年理学療法士をしていても、勉強会・学会にも一度も参加せず、学生時代と比べて何の知識・技術もUPしていない人もいるのも現実です。若いけど、意識が高い理学療法士に出会えたことは非常にうれしいことです。

側弯症は子供だけの問題ではなく、大人にもいます。お気軽にご相談ください。

とても身体が楽になった

姿勢の評価、筋骨格系の評価から、左右非対称性が著明であった(来院前は無自覚、評価にて自己認識された方)

横浜市のGさん(40代後半)

姿勢の評価、筋骨格系の動作パターンの評価で、左右差を実感した。その後、施術を受けた。上向き(背臥位)で寝ている際に、腰部はベッドから浮き(ベッドで背中に手がすっぽり入る)、肩は巻き肩になっていた。先生に肋骨(第6/7/8肋間)に指を当てられて、そのまま普通にしていたら、、呼吸が深くなり次第に腰がベッドにしっかりつくようになって、身体がすごい心地よく、気持ちよかった。元々、首も左右へ向くのが可動域制限があったが、左右ともに可動域が拡大して、見える範囲が広がった。

いかがでしょうか。

このように、ご自身で「健康的」だと思われている方でも、身体の歪みや異常が見つかるものです。
是非、来院されて、より快適な姿勢と動作を手に入れてみられませんか?
始めるのに、今日が一番早いです。

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